2009年2月2日月曜日

あなたのパソコンは大丈夫ですか?

情報セキュリティ政策会議において、毎年2月2日は「情報セキュリティの日」とされています。これに伴い様々なイベントなどが開催されますが、この関連で、多くの自治体のホームページなどからも、ボット駆除活動キャンペーンへのバナーリンクが貼られています。

内閣情報セキュリティーセンター「情報セキュリティーの日」

西東京市の場合には、西東京市Webのトップページにリンクがなかったことから、どこにあるのかと思い調べてみたところ、「くらしのトピック」の中にひっそりとリンクのみが貼られていました。もっと目立つように貼った方がよいのではとも思いますが、それはさておき、ボットについて少し触れておきます。

西東京市Web くらしのトピック 企画部・情報推進課

ボットというのは、コンピュータウイルスの一種で、何も対策をしていないと、インターネットにつないだだけで平均4分で感染してしまいます。感染すると、知らない間に、クレジットカード番号やID、パスワードなどPCに保存している情報が盗まれたりしますし、PCにマイクやカメラが付いていると、遠隔で操作され、知らない間にあなたの顔や音声が漏れているなんてことも起こり得ます。

対策としては、まずは、WindowsUpdateを定期的に実施することです。多くのボットはWindowsUpdateをしていないことによるセキュリティホールを攻撃します。それから、ウイルス対策ソフトは必須です。PCを買ったときにプレインストールされているケースが多いのですが、きちんと更新していないと意味がありません。最後にブロードバンドルーターを導入することはとても重要です。ブロードバンドルーターを入れていない場合、インターネットからPCが直接攻撃に晒されますが、ブロードバンドルータを入れていれば、外からの攻撃はほぼ防げます。安いものは3,000円くらいでありますので、入れておくことをお勧めします。

イルス対策ソフトはいろいろなものがありますが、国内でシェアの大きいのはトレンドマイクロ「ウイルスバスター」、シマンテック「ノートンインターネットセキュリティ」、マカフィー「インターネットセキュリティスイート」などがあります。

私も複数台のPCがありますので、その時々でいろいろなウイルス対策ソフトを使っていますが、現在はすべて下記のトレンドマイクロ「ウイルスバスター2009 3年版」を入れています。ウイルス対策ソフトを乗り換える予定がなければ、3年版がお得です。もし毎年異なるウイルス対策ソフトに乗り換えるのであれば、1年版が無難です。

最後に、ウイルスバスターなどのウイルス対策ソフトも万能ではありません。実際ボットウイルスはウイルス対策ソフトに検知されないようないろいろな工夫をしていますので、ウイルス対策ソフトのパターンファイルを最新にしておいても感染してしまうことはあります。ウイルス対策ソフトを過信することなくWindowsUpdateブロードバンドルーター等を組み合わせた総合的なセキュリティ対策をしていくことが重要です。

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