2009年3月22日日曜日

図書館はクラウドの向こうに・・・

最近、クラウドコンピューティングという言葉をよく聞くようになりました。簡単にいえば、様々な処理をPC側ではなくクラウド(インターネット)側で行うサービスをいいます。
例えば、ちょっと前までは、地図ソフトを買ってPCにインストールして利用するのが一般的でしたが、最近ではGoogleマップのようなインターネットのサービスを利用します。辞書も個別に辞書ソフトを買っていたのにいつの間にか、ウィキペディアで検索するように変わってませんか?カレンダーやメールなどもGoogleのサービスを使う人が増えてきたのではないでしょうか?

私は、最近はやりのネットブック(Asus Eeepc 901-x)を使っています。マシンのスペックはそれ程高くないため、いろいろなソフトをインストールして使うのは無理がありますが、様々な処理をクラウドにゆだねることにより快適に利用しています。

マイクロソフトも大きくクラウドビジネスにシフトしていきますので、これからのソフトウェア利用の主流はクラウドになると思います。

さて、ここで本題です。私は比較的本をよく読むほうだと思いますが、読みたい本すべてを購入して所有することはお金保管スペースの観点で現実的ではありません。
そこで、図書館を利用するのですが、書籍は図書館のWebサイトで市内複数箇所の蔵書を検索し、近所の図書館で受け取れるように予約します。図書館にふらっと行っても読みたい本は貸し出し中であったり、他の図書館にあったりしますが、ネットで市内複数箇所の図書館の本を予約すれば、順番待ちの時間がかかる場合はあるにせよ、いちいち購入することなく本を読むことが出来ます。もちろん手元に残しておきたい本は別途アマゾンで注文しますが、自分で本を保有することなく、ネットで検索して、必要に応じて借りるという図書館のサービスはある意味ではクラウドサービスといっても過言ではない気がします。

こうしたクラウド・ビジネスについて知るのにとてもわかりやすい本を紹介します。もちろん私は保有しています。(実は著者は私の知り合いであったりするのですが)「クラウド・ビジネス」(林 雅之)は様々な事例を引用して、これから私たちのインターネット環境がどのように移り変わっていくかをわかりやすく解説しています。
是非お読みになることをお奨めします。



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