2010年9月28日火曜日

北極圏トロムソ(2000年12月:ノルウェー)

一般的な日本人にとって、トロムソはそれほど馴染みのない街かもしれません。もちろん私にとっても、行こうと決めるまでは聞いたこともない北極圏の街
なぜ私がトロムソに行ったか?それはオーロラを見てみたかったから・・・。
オーロラを見ることができるところは色々とあります。カナダのイエローナイフやアラスカのフェアバンクなどでも見られるでしょう。ただこれらの町はとても寒くマイナス30度の世界。それに比べてヨーロッパは比較的暖かく、せいぜいマイナス5度前後。ヨーロッパでオーロラを見ることができる町にトロムソというところがあると知り、トロムソに行くことにしました。


12月のトロムソは1日中太陽が昇ることのない不思議な世界。しかし、真っ暗闇かというと、そんなこともなく、実際には11時から13時にかけては、空が白みがかっていました。温度計を持って行かなかったので、実際の温度はわかりませんが、厚手の防寒着を着ていれば、特に寒いということはありませんでした。


さて、肝心のオーロラですが、5日間の滞在中、ずっと曇っていて、残念ながら地上では見ることができませんでした。トロムソに行った大きな目的のひとつはオーロラ鑑賞ですのでこれは残念なことでした。しかしながら全く見ることが出来なかったかというと、実は1日目、オスロからスカンジナビア航空でトロムソに向かう機内からはとても神秘的なオーロラがよく見えていました。オーロラは少しづつ形を変えとても幻想的でした。


オーロラの絵葉書(本当ならこんなオーロラが見えたはず)


トロムソでは退屈していたかというと、そんなこともなく、北極教会へ行ったり、北極博物館へ行ったりしましたし、犬ぞりやサーメ人(ラップランド人)の料理や文化などを堪能しました。
北極博物館の絵葉書
犬ぞり証明書

特に犬ぞりは、多くの人はそりに乗るだけですが、私は操縦させてもらうことができ、とてもよい体験をしました。
私がトロムソに言った季節は冬。一面の雪景色でしたが、なつは緑が多くとても綺麗な所だそうです。いつか夏にまた訪れたいと思っています。

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