2010年9月27日月曜日

中世の街タリン(2002年5月:エストニア)

エストニアのタリンという街をご存知でしょうか?
中世はハンザ同盟の都市として栄えたそうですが、今でも旧市街には中世の面影が色濃く残っています。
タリンの旧市街全景
タリンの旧市街


 タリンへは、ヘルシンキからフェリーで行きました。確か2時間くらいだったと思います。タリンの旧市街を散策するだけであれば、それほど時間がかからないので、私はヘルシンキのホテルに宿泊し、フェリーで往復しました。ちなみに、飛行機だと30分の距離のようです。


写真にあるように、タリンは中世の街のようですが、実はIT先進国です。

私が訪問した2002年当時はまだ今ほどIT先進国ではなかったと思いますが、エストニアは2005年には世界に先駆けて大規模なインターネット選挙を行っているようです。

日本でも時々電子政府の成功例として紹介されますが、国民にIDカードを持たせ、IDカードは免許証や保険証、あるいは公共交通機関のチケット等いろいろなものに使われています。

まさにインターネットは国民の生活には不可欠な存在となっていますが、2007年5月、エストニアがサイバー攻撃を受け、一時政府や金融機関等が混乱するという事件が起きました。

トンネル
今やエストニアだけでなく、各国が、IT化を進めていますが、エストニアが受けたようなサイバー攻撃にどう対応していくかが大きな課題となっています。

0 件のコメント:

コメントを投稿