2010年10月12日火曜日

偽警官、現る(2000年4月:ベルギー)

ベルギーのブリュッセルの夜を堪能していた時のこと。街を歩いていたら、突然警官だという二人組に呼び止められました。私服だし、身分証明もしないので、どうも怪しいのですが、最近ブリュッセルには偽札が出回っているので確認している。所持しているお金を見せろということでした。

ガイドブックにも偽警官について注意喚起していたので、おそらく偽警官だろうと思いましたが、とりあえずは注意しながら財布の中のお金を自称警官に渡しました。
自称警官はお金を注意深く確認しており、その様子を私は更に注意深く観察していました。もし変な行動をしたら、叫ぶつもりでした。
結局、自称警官はすべてのお金を確認後、ありがとうと言ってお金を返してくれました。取られたお金はないはず。(手品でも使ってすり替えられていたらわかりませんが、特にその後不自由はありませんでした。)
本当に警官であったかどうかの真偽はわかりませんが、私は彼ら二人組は偽警官だと思っています。彼らにあったのは2000年のことですが、今でもこうした怪しい人たちは出没しているのでしょうか?
これまでのところ、幸い大きなトラブルに巻き込まれたことはありませんが、この程度の小さなトラブルは時々あります。終わってしまえば旅のエピソードですが、できれば危険な目に遭うとか、不愉快な思いをするとかは避けたいものです。

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